お財布にも優しくて効果が高いAGAの治療法とは…?
そろそろ薄毛を何とかしたい…
突然ですが、私には悩みがあります。
それは、ハゲかかってきたということです!
私は髪の毛が薄くなってきたので、AGAクリニックに相談に行きました。
クリニックではたくさんの治療法を紹介していただいたのですが、どの治療法もお高い…
妻と相談するために、何も契約せずに一度家に帰ることにしました。
「治療のためにたくさんのお金を使う必要があるのか…」と肩を落としていたのですが
幸運なことに、あるものを発見することができたのです。
私が見つけたのは『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017』というガイドラインになります。
このガイドラインは『皮膚や毛髪の研究を行う専門家や実際に薄毛治療を行ってきたお医者さんが17人集まって作成した薄毛治療の方針をまとめたもの』です。
そこにしっかりと書いてあるんですよ!
お財布に優しく抜群の効果をもたらす治療法が!
そこで、今回はガイドラインを読むと分かる最適なAGA治療の方法をご紹介します。
お財布にも優しく効果も高い方法になっているので、ぜひ参考にしてみてください。
本記事の治療法①は女性には当てはまりませんので、ご注意ください。
引用元は全て『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017』(外部リンク)となっています。
気になるところへGO!
AGA診療ガイドラインから分かる最適な薄毛治療の方法とは…?
最初にガイドラインを読むと分かる『最適な薄毛の治療法』をご紹介します。
それは次の2つの治療を同時に行うことです。
- フィナステリドを飲み続ける
- 薄毛が気になる部分にミノキシジルを塗る
マジでこれが全てです!
この①②を同時に進めていくことでお財布にやさしくAGAを効率的に治療することができます。
私がやっている具体的なやり方は後ほどご紹介しますので、まずはこの治療法が最適な理由をご説明していきますね。
この治療法が最適な理由
先程の治療法が最適な理由は3つあります。
- 薄毛の進行を止めて発毛させる方法だから
- 高い効果と安全性が認められているから
- 他の治療法は値段の割に効果が高くないから
理由① 薄毛の進行を止めて発毛させる方法だから
1つ目の理由は薄毛の進行を止めて発毛させる方法だからです。
すでにご存知かもしれませんが、髪の毛をフサフサにするためには、薄毛の進行を止めなければいけません。
だって、薄毛の進行を止めなければ、髪の毛が増えてもまた抜けてしまうからです。
先日、こちらの記事でAGAの真の原因とメカニズムをご紹介しました。
簡単にいうと、男性ホルモンが変化してハゲビームを撃つようになり、薄毛になるというものです。
あなたが男性である限り、男性ホルモンは止められないので、何とかして男性ホルモンの変化を阻止しなければいけません。
そこで役に立つのがフィナステリドです。
詳細は後述しますが、フィナステリドを飲めば男性ホルモンの変化を阻害することができるので、薄毛の進行を止めることができるのです。
薄毛の進行を止めさえすれば髪の毛をキープできるようになります。
なので、あとは発毛させたり髪の毛を成長させたりすればいいだけです。
ミノキシジルは発毛効果と髪の毛を成長させる効果が認められている成分です。
第一類医薬品に分類されているので、病院でも処方されています。
このミノキシジルを頭皮に塗り続けることで、発毛や薄毛の改善が期待できるので、薄毛治療をスピードアップさせることができるのです。
このように、先程ご紹介した治療法であれば、「薄毛の進行を止めて髪の毛を成長させる」ことが可能になります。
そのため、『太く成長させた髪の毛をキープできるようになるので薄毛が改善する』していくという理にかなった治療法なのです。
理由② 高い効果と安全性が認められているから
2つ目の理由は、安全で効果の高い治療法であることが確認されているからです。
ガイドラインには次のような表が記載されています。
この表はこれまで行われてきた治療法とその効果をまとめた表です。
この表を見ると、AGAの治療においてフィナステリドの服用とミノキシジルの外用は最高ランクのAになっていることがわかります。
このランクは効果と安全性を考慮した評価結果となっているので、先程の治療法には高い効果と確かな安全性が確認されていると言えるのです。
①フィナステリドの服用
ガイドラインにはフィナステリドの効果を次のように記載しています。
フィナステリドは,テストステロンをより強力なジヒドロテストステロン(DHT)に変換するⅡ型5-α還元酵素に対する阻害剤である.
この文章に書いてあるとおり、フィナステリドにはテストステロンの変化を阻害します。
具体的にはフィナステリドを飲むことで、ハゲビームを撃たない別の物質にテストステロンを変えることができるのです。
その結果、薄毛の進行を止めることができます。
801名の「日本人」男性被験者を対象とした観察研究において,フィナステリド(1mg/日)5年間の内服継続により写真評価において効果が99.4%の症例で得られた.40歳未満の症例,重症度の低い症例でより高い効果を示した.
海外の臨床試験は18歳以上の男性に対し行われ,安全性が確認されているが,国内の臨床試験は20歳以上の男性を対象に行われたので,わが国では20歳未満に対する安全性は確立していない.
先ほどご紹介したガイドラインの表にはAランクの治療法として『デュタステリドの内服薬』があります。
詳細はガイドラインに書いてあるのですが、デュタステリドはフィナステリドと同じような効果がある薬です。
ですが、フィナステリドの方が安くて長い歴史がありますし、ガイドラインでも有意差はわずかなものだと書かれているのが実情です。
なので、フィナステリドが体に合わないなどの特別な事情がない限り、フィナステリドで問題ないと考えます。
②ミノキシジルの外用
ミノキシジルの塗り薬もAランクの治療法となっています。
ミノキシジルには発毛させたり髪の毛の成長を促進させたりする効果があります。
こちらは日本のドラッグストアで発毛剤として普通に売られているので効果は実証済みなんですよ。
国内では,1%,および5%ミノキシジル液を用いた,300名の男性被験者を対象とした観察期間24週までのランダム化比較試験が行われ、脱毛部1cm2内の非軟毛数のベースラインからの増加は,1%ミノキシジル群が平均21.2本,5%ミノキシジル群が平均26.4本と,5%ミノキシジル使用群で有意(p=0.02)に増加した.
安全性に関しても、飲み薬ではないので大きな副作用は確認されていません。
確認されている副作用は、頭皮のかゆくなったり赤くなったりするなどのイメージです。
ですが、これらの副作用はミノキシジルが原因でない場合があります。
塗り薬に入っている別の成分が原因のことも多いんです。
なので、購入した塗り薬が合わなかったら別の塗り薬を試してみることで、ミノキシジルを問題なく使える場合もありますよ。
理由③ 他の治療法は高いわりに効果が高くないから
3つ目の理由は他の治療法は値段の割に効果が高くないからです。
先程のガイドラインに書いてある表をもう一度見てください。
Aランクの治療法は、フィナステリドの内服・ミノキシジルノ外用の他にデュタステリドの内服しかないことがわかります。
つまり、この3つの治療法以外は効果が低いか安全性が低い治療法なのです。
しかも、料金が異常に高い…
例えばCQ4の植毛術ですが、こちらは1000本50万円くらいのお金がかかります。
しかし、植毛術では薄毛の進行は止まりませんので、いずれハゲるんです。
CQ5のレーザー治療も1回4万円くらいかかります。
これを1年間に何回もやることになるので、結局1年間で50万円近くなるんですよ。
でも、こんなに高いお金を払っているのにランクはBなんです。
ミノキシジルを塗ったほうが効果が高いうえに、この治療法も薄毛を止める効果がないので結局ハゲます。
なので、他の治療法はコスパ(費用対効果)が悪いとしか言えません。
それであれば、先ほどご紹介した方法のほうが安くて確実に効果があるので、そちらを選んだほうが良いでしょう。
なお、効果が高いけれど安全性に疑問がある治療法もあります。
それがミノキシジルの服用です。
ミノキシジルを飲むと、全身の毛が増える効果があるくらい、強い発毛効果が望めます。
しかし、心拍数増加・動悸・呼吸困難・うっ血性心不全などの副作用が高確率で起きると言われているのです。
なので、薄毛治療にはかなり効果があるのですが、危険なためDランクの評価になっています。
ミノキシジルの内服療法は,利益と危険性が十分に検証されていないため,男性型脱毛症・女性型脱毛症ともに行わないよう強く薦められる.
このように、Aランク以外の治療法は効果が中途半端だったり、安全性に問題があったりします。
しかもお高い…
なのでAランク以外の治療法は避けたほうが無難ということが言えます。
管理人がやっているAGAの治療方法
もちろん私もご紹介した治療法をやっています。
まずはフィナステリドですが、これは薄毛の進行を止める薬です。
つまり、飲むのをやめたらハゲます。
引用少なくとも6ヵ月程度は内服を継続し効果を確認すべきである.なお,内服を中止すると効果は消失する.
つまり、「ハゲてもいいや!」と思える年齢になるまでフィナステリドは飲み続けなければいけません。
なので、私は安さを優先することにして、個人輸入しています。
あくまで参考情報ですが、私が飲んでいるのはフィナロイド1mgです。
為替にもよりますが、100錠入って3,000~4,000円程度で購入できます。
ガイドラインには0.2mgでも効果があるとのことなので、これを半分に割って毎朝服用しています。
なので、1年間7,000円くらいで済んでいます。
本記事は薬の個人輸入を推奨してはいません。
薬の個人輸入はやりたくないと思われた方もいるでしょう。
もちろん、価格は上がりますが日本の病院でもフィナステリドを入手することができます。
その場合は、皮膚科などを受診して処方してもらってください。
ミノキシジルの塗り薬に関しては市販薬を購入しています。
これまでに試した塗り薬としては加美乃素・リザレック・ミノカミングです。
大体、1本3,000~5,000円くらいの価格で1か月半くらい持ちます。
なので1年間で25,000~30,000円くらいで済んでいます。
なお、ミノキシジルの外用薬はいろいろ種類があるのですが、ぶっちゃけミノキシジルの量が5%であればどれも変わりません。
ミノキシジル以外に発毛効果はないので、安くてもいいんですよ。
むしろ安いほうがいらない成分が少ないので、かぶれるリスクも下がります。
こちらもあなたの好みに合わせて選ぶといいと思います。
まとめ
薄毛治療のガイドラインから読み取れる適切なAGAの治療法は次の通りです。
- フィナステリドを飲み続ける
- 薄毛が気になる部分にミノキシジルを塗る
この治療を行えば、安く着実にAGAを治療することができます。
ちなみに、フィナステリドはずっと飲み続ける必要がありますが、髪の毛が生えたらミノキシジルはやめることができます。
なので、だんだん治療に必要なお金も少なくなっていくんです。
あなたもAGA治療にぜひチャレンジしてみてくださいね!