その気になる方法とは…?
楽天証券でつみたてNISAを始めたんだけど、非課税枠って使いきれるのかな…?
年の途中からつみたてNISAを始めると、40万円の非課税枠を使い切れるのか心配になりますよね。
楽天証券の場合、カード払いによる積立には設定金額に上限があるので、非課税枠を使いきるのを諦めてしまう人もいるようです。
でも、実は年末でなければ40万円の非課税枠を使い切ることができるんですよ。
そこで、本記事では一番お得につみたてNISAの非課税枠を使い切る『3つの積立設定』をご紹介しています。
本記事を読めば、お得に非課税枠を使い切ることができますよ。
次の文献が示すように、まとまったお金がある場合は、一括購入も検討する余地があります。
投資量を変更して一括で投資するほうが投資時期を分散させるより常に優れた結果を得られることがわかった
その場合は、本記事の①ボーナス払いの金額を変えれば、一括購入が可能ですよ。
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つみたてNISAの非課税枠を使い切る3つ方法

楽天証券でつみたてNISAの非課税枠をお得に使い切る方法は3つあります。
- ボーナス払い
- 増額設定カード払い(毎月)
- 通常設定カード払い(毎月)
なぜこの3つの方法をオススメするのかというと、楽天ポイントを一番多くGETできる積立方法だからです。
すでにご存知だとは思いますが、楽天証券では楽天カードで投資信託を買うと1%のポイントが付きます。
そのため、『楽天カード使って多くの投資信託を購入すること』がお得に非課税枠を使い切るポイントになるのです。
積立設定の選び方と注意点

次の図のように、あなたに合った積立方法は自動的に決まります。(枠の左上の文字は設定の締切です。)

なぜ最適な方法が自動的に決まるのかというと、カード払いで投資信託を購入できる金額が、積立をはじめる時期によって左右されるからです。
次の図のように、カード払いには『月額最大5万円』という上限があるので、積立時期が遅くなるほど、カード払いで購入できる金額が小さくなります。

そして、このグラフのように積立開始が6月以降になると、カード払いで非課税枠を使い切ることができなくなります。
そのため、5月の積立設定期限である4月12日を境に、オススメの積立方法が異なるのです。
続いては、積立設定の2つの注意点を確認していきましょう。
- カード払いには設定締切がある
- ①のボーナス払いでは、楽天証券への入金が必要になる
1つ目は、すべての積立方法に共通する注意点です。
カード払いで来月から積立を行う場合、前月の12日までに積立設定を完了させる必要があります。
12日を過ぎてしまうと翌々月からの積立になってしまうのです。
2つ目は『①ボーナス払い』にのみ該当する注意点です。
この方法で積み立てる場合、投資信託をカード払い以外の方法で購入する必要がでてきます。
ボーナス払いをするためには、証券会社への入金が必要になるのです。
共通手順:投資信託の選び方

ここからは積立設定の手順をご紹介していきます。
最初はすべての積立設定で共通する『投資信託を選ぶ手順』を確認していきましょう。
まずは次の手順で楽天証券にログインして、投資信託を探す画面に移動してください。

すると投資信託を探す画面に移りますので、画面を下にスクロールしたら、次の手順で購入したい投資信託を選びましょう。

ここまでの手順はすべての積立方法で共通する部分です。
これ以降の手順はは、次の中から自分に合った方法を選んでくださいね。
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①4月以降に積み立てるなら『ボーナス払い』

1つ目にご紹介するのは『ボーナス払い』です。
この方法は4月12日以降に積立をはじめる場合の設定方法になります。
カード払いで購入できない額のお金を証券会社に振り込んでおき、ボーナス払いで直接買い付けるのです。
まずは、証券会社に振り込む金額を次の式で計算してください。
400,000-50,000×(13-積立開始月)
算出した金額を証券会社の口座に入金したら、先ほどご紹介した手順で購入したい投資信託を選んでください。
決済画面に移動するはずですので、次の画像のように操作すればOKです。

投資信託の購入には長くて2営業日かかるので、③には休日を除いた3日後の日付を選ぶと安心ですし。
⑤の分配金コースは『再投資型』を選択するのがオススメです。
長期的に積み立てるのであれば、分配金を再投資する再投資型をオススメします。
分配金を再投資する手間が省けるうえに分配金による利益も非課税になるからです。
⑥のボーナス設定は次のように入力すればOKです。
- 設定金額→振込金額-100
- 指定月1→現在の月
- 指定月2→なし
このように設定することで、③の日に『100円+ボーナス設定金額』の投資信託を購入することができます。
つまり、この方法であれば振り込んだ金額の投資信託を購入することができるのです。
ここまで設定できたら、あとは目論見書を確認して購入するだけです。
画面の一番下にある『目論見書の確認へ』をクリックして、次の手順で処理を進めてください。

すると、最終確認画面が表示されるので、注文内容に問題がないことを確認して、暗証番号を入力して発注しましょう。
買い付け予定日を過ぎたら、投資信託がきちんと購入されていることを確認しましょう。
楽天証券からメールが届いているはずなので、メールの購入金額と振込金額が一致していればOKです。
積立指定日によっては、買付けがうまくいかないことがあります。
その場合は、積立指定日にゆとりを持たせて再設定してください。
きちんと購入ができている場合は、積立設定の解除を行います。
なぜなら、今後は増額設定カード払いで投資信託を購入していくからです。
次の図のように操作すると、現在の積立設定が表示されますので、設定した積立設定の解除をクリックしてください。

解除する積立内容が表示されるので、暗証番号を入力して解除をすればOKです。
②4月までに積み立てるなら『増額設定カード払い(毎月)』

続いてご紹介する方法は、『増額設定カード払い』です。
『4月までに積立を始められるケース』と『ボーナス設定で購入が完了したケース』に必要な積立方法になります。
投資信託を選んだら決済画面に移りましょう。
「楽天カードクレジット決済」を選択したら、表示される画面に楽天カードの情報と暗証番号を入力してください。

カード情報の入力が終わったら、画面を下にスクロールして購入する金額を入力していきます。
まずは、次の図のように積立金額に『33333』と入力してください。

更に下にスクロールすると、増額設定の画面があります。
次の式で増額する金額を算出して、その値を入力してください。
400000÷(13−積立開始月)−33333

今年の積立想定額が40万円になっていれば設定完了です。
確認ができたら、『目論見書の確認』をクリックして目論見書を確認しましょう。
そして、暗証番号を入力すれば積立設定が完了です。
③来年から積み立てるなら『通常設定カード払い(毎月)』

最後にご紹介するのは、来年1月から積立NISAを始めるケースです。
①②の積立設定をした場合でも、12月12日までに必要な手続きになります。
手順は簡単です。
②の増額設定をやらずにカード払いで投資信託を購入すればいいんです。
なので、②の手順の増額設定の部分を『増額しない』に変更すればOKです。

この処理を行えば、年間で399996円の積立をカード払いで行うことができますよ。
まとめ
ご紹介した3つの方法がつみたてNISAの非課税枠40万円を使い切る方法になります。
ボーナス設定はつみたてNISAで一括購入する場合にも使えますし、積立エラーが出てしまったときでも対応できます。
上手く使えば非課税枠を使い切れるようになりますので、ぜひ役立ててみてください!
- 年末でなければ非課税枠は使い切れる
- カード払いで投資信託を多く買うのが一番お得
- カード払いの締め切りは前月の12日まで
- 積立開始月が6月になるとカード払いで非課税枠を使い切れない
- 4/12以降に積み立てるなら『ボーナス払い』
- 4/12までに積み立てられるなら『増額設定カード払い』
- 来年から積み立てるなら『通常設定カード払い』