つみたてNISAで資産形成をするのに適した2つの銘柄とは?
つみたてNISAを開いたんだけど、投資信託ってどれがいいの…?
投資信託にはたくさんの商品があるので、どれがいいのか迷ってしまいますよね。
でも、実は投資信託って、商品数が多いわりに資産形成に向いている商品はあまり多くないんです。
本記事では、私が実際に投資している『つみたてNISAに最適な2つの投資信託』をご紹介しています。
ご紹介した投資信託を選べば、あなたもほったらかしで自分の資産を作り上げることができますよ!
ご紹介する2つの銘柄はすべての投資信託の中でも、トップクラスで資産形成に向いている商品です。
つみたてNISAでなくても、オススメの投資信託になっております。
気になるところへGO!
オススメの投資信託2銘柄!

投資を始めた20~30代のあなたにオススメする投資信託は次の2つです。
- eMAXIS Slim 米国株式
(S&P500) - eMAXIS Slim 全世界株式
(オール・カントリー)
eMAXIS Slimシリーズは、三菱UFJ国際投信株式会社が運営している投資信託になります。
次の図のように、両方ともアメリカをメインの投資先にしている投資信託であり、①はアメリカを代表する500の企業に、②は先進国23か国+新興国26か国にも投資をする特徴がある投資信託なのです。

後ほど詳しくご紹介いたしますが、アメリカは経済成長が見込める国です。
そのため、大きなリターンを狙うなら①を、リターンを少し犠牲にしてもリスクを下げたいなら②を選べばOKです。
2つの投資信託がオススメな理由

この2つの投資信託をオススメする理由は次の3つです。
- 米国株が一番成長する可能性が高い
- 信託報酬が少ない
- ポイントで1%のリターンが得られる
理由①米国株が一番成長する可能性が高い
杉田氏が述べているように、株式の投資信託で資産を形成するためには、成長している国や企業に投資するのが重要になります。
一人当たりGDPの大きい国ほど一人当たり投信保有額が大きいという関係があり、経済が成長すれば投信も成長することが期待される。
『企業の売り上げの上昇』が経済成長の原因の1つのため、株価が上昇する可能性があるからです。
そして、現時点で一番成長が見込める国がアメリカなんですよ。
次の図のように、アメリカは人口がどんどん増加しています。

世界第1位の移民大国のため、人口の増加率がとても大きいのです。
では、ここで問題です!
移民の方たちは、どうやって生活をしているのでしょうか…?
移民の人たちも、仕事でお金を稼がなければ生きていけません。
ということは、増えた人口分の新しい仕事が無ければ、移住した人たちは生きていけないことになってしまいます。
もちろん、人を雇うのにもお金がかかりますので、企業もやみくもに人を雇うわけにはいきません。
企業に従業員を増やす余裕がなければ、新しい仕事は増えていかないことになるのです。
このような背景を考慮すると、移民が生活できている現在のアメリカは、企業が発展して雇用を増やせる環境が整っていると考えることができます。
企業の発展は経済成長の原因の1つになるので、アメリカには経済成長しやすい環境が整っていると考えることができるのです。
続いては、本当にアメリカは経済成長が見込めるのか、日経平均とS&P500の成長率を比較して確認してみましょう。
次の図は2000年からの成長率を比較したグラフです。(2000年の成長率を0としています。)

失われた20年と言われているように、日本はデフレから脱却できていません。
日本は思うような経済成長ができていないのです。
一方、アメリカのS&P500はどうでしょうか?
S&P500は日経平均と異なり、コロナショックが起きる前に成長率のピークを迎えています。
トランプ大統領の力もあると思いますが、アメリカは日本より経済成長してきたのです。
理由②信託報酬が少ない
投資信託に投資すると、信託報酬という手数料が毎年かかります。
この手数料が高すぎると、せっかく得られた利益が少なくなってしまうので、信託報酬は少ないほうが良いのです。
- eMAXIS Slim 米国株式
(S&P500)→0.0968% - eMAXIS Slim 全世界株式
(オールカントリー)→0.1144%
これらの信託報酬は、数多くの投資信託の中でも最安の部類に入ります。
ゆえに、この2つの投資信託は長期での資産形成に向いている投資信託になるのです。
理由③楽天証券ならポイントで利回り+1%
3つ目の理由は楽天証券+楽天カードで投資信託を購入すると、購入金額の1%が楽天ポイントとして還元されることです。(上限5万円)
他の投資信託でもポイント還元されるのですが、長期的に資産を形成するのであれば、これは大きなメリットになります。
投資信託を購入した時点で1%の利益を得ることができるのです。
アメリカ(S&P500)への投資の年間リターンは約7%と言われています。
ですが、このポイント還元があるおかげで、8%のリターンを狙うことができるのです。
- アメリカは経済成長する可能性が高い
- 信託報酬が少ない
- 楽天証券+カード決済で+1%のリターンを得られる
2つの投資信託のメリット・デメリットを徹底比較!

ご紹介した2つの投資信託以外に、よくオススメされる投資信託があります。
それは楽天証券の全米株式と全世界株式です。
どちらも優れた投資信託なので、ほとんど有意差はないのですが、念のため比較していきましょう。(青文字が良い点、赤文字が劣っている点になります。)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 楽天・全米株式インデックス・ファンド | 楽天・全世界株式インデックス・ファンド | |
ベンチマーク | S&P500 | MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス | CRSP USトータル・マーケット・インデックス | FTSE グローバル・オールキャップ・インデックス |
投資対象 | 米国の500銘柄 | 全世界株式 (小型を除く) | 米国の全銘柄 | 全世界株式 (小型を含む) |
アメリカ比率 | 100% | 55.8% | 100% | 54% |
インデックス投資 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
為替ヘッジ | なし | なし | なし | なし |
分配回数 | 1 | 1 | 1 | 1 |
購入手数料 | 0 | 0 | 0 | 0 |
信託財産保留額 | 0 | 0 | 0 | 0 |
信託報酬(税込み) | 0.0968% | 0.1144% | 0.132% | 0.132% |
この表より、楽天の投資信託に比べてeMAXIS Slimの方が、信託報酬が優れており、投資対象が狭いことが確認できます。
eMAXIS Slimの投資対象には中・小型株が含まれていないので、中・小型株の成長の恩恵を受けることができないのです。
しかし、配当には大きな差があります。
大型株の方が収益力が高く、配当を出す余裕があるので、中・小型株より配当が大きい傾向があるのです。
その結果、中・小型株を含んでいる楽天の投資信託は、大型株の比率が下がるため配当が少なくなる傾向があります。
中・小型株が大きく成長した場合、楽天証券の投資信託の方が高いリターンを得ることができます。
しかし、成長する小型株なんて誰も読めないので、再現性がありません。
成長する企業を予測して投資するより、毎年かかる信託報酬が少ないほうが再現性高くリターンを高められると考えることができるのです。
このような理由で私はeMAXIS Slimをオススメしております。
- 信託報酬
eMAXIS Slim<楽天ファンド - 分散性
eMAXIS Slim<楽天ファンド
まとめ
以上のように、私がオススメする2つの投資信託はeMAXIS Slim 米国株式とeMAXIS Slim 全世界株式です。
この投資信託は将来の成長性が見込めるうえに、手数料も少ないので、投資信託で迷っているなら迷わずオススメできる商品になっています。
アメリカ市場に分散して投資を行えば、安定して7%のリターンを得られると言われているので、投資信託に迷っているのであれば、ぜひ候補に入れてみてください。
- オススメの2つの投資信託はeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)とeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 理由①アメリカは経済成長が見込めるから
- 理由②信託報酬(手数料)が格安レベルだから
- 理由③楽天証券なら+1%のリターンを得られるから
- 楽天の投資信託より分散性は低いので、楽天の投資信託の方がわずかにリターンが高くなる可能性がある。
- しかし、わずかなリターンより楽天証券の投資信託より信託報酬が低いほうがメリットが高い